2015年12月28日

ピレネー山脈で開催されたスノー映画祭「International Free Ride Film Festival」開催レポート

2015年12月10日〜12日、フランス・ピレネー山脈のコトレ(Cautrets)で ”フリーライド” をテーマにした
スノー映画祭「International Free Ride Film Festival」が開催されました。
今回で11回目を迎えるなど意外と(?)歴史のあるこの映画祭。
世界各国のプロダクションからの作品応募があった中、上映されるまで選ばれたのは全部で18作品。
その中にはヒアトゥデイ社取り扱いの「Small World」、「SNOWSURF 」、「Paradise Waits」の3作品もエントリーされていました。
この映画祭の特徴としてまずあげられるのが、鑑賞はすべて無料ということ。なんという太っ腹!
コトレのスキー場オープン時期にも重なり、期間中はたくさんのスノーファンが会場まで足を運びました。IFRFF_01
会場になったのはCautretsにある映画館
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時間帯や作品によっては立ち見客も出た

 

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コトレのスキー場。シーズン序盤でまだ雪は少なかったが、初滑りに来るファンで賑わっていた。フランスは世界的にはアルプスの方が有名だが、ここピレネー山脈の雪質も負けず劣らず。先シーズンはアルプスよりピレネーの方が雪がよかったと、ローカルが誇らしげな笑顔で教えてくれた

 

そして毎年審査員の顔ぶれが変わるのも特徴の一つ。11回目の審査員はフランスのフリーライドヒストリーを表すようなメンバーが集まりました
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8名の審査員とキャップをかぶっているのが主催者。マイクを持っているのが審査委員長を務めたRégis ROLLAND。フランスにスノーボードを持ち込んだうちの1人として知られている。紅一点、Anne-Flore MARXERも審査員としてスイスから参加。華やかな存在感を放っていた。さすが現役!

3日間の上映を経て、そんな彼らの審査をもとに発表された受賞結果はこちら。

Best Film: Degrees North
Best Cinematography: Sugar Mountain
Best Editing : Jumbo Wild
Freeride Spirit: Conquering the useless
Best Short Film: Journey to Kyrgyzstan
Best Pyrenean Short-Film: La Rumeur des Alpes
Public Award by La Dépêche du Midi: Odisea

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ピュブリックアワード受賞「Odisea」出演のライダーMathieu CREPEL(右)。ピレネー山脈ローカルです

残念ながらヒアトゥデイ取り扱いの作品は入賞ならずでしたが「Snow Surf」の上映中、スクリーンに北海道のパウダーが映し出されるとAnne-Floreは「うーん」とうなりながらiPhoneで場面写真をパシャパシャ押さえていました。
また「Paradice Waits」は映画祭のトリに選ばれました。この作品はシーンの切り替えがハッキリとわかりやすく、飽きのこない展開。通路にまで溢れ出た観客たちからは場面場面で何度も歓声をあげていました。

結果は結果でありますが、感じ方、気に入った作品はやはり人それぞれ。さらにフランス人は話したり意見交換が大好き。表彰式後の宴は長く続きました・・・笑

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最後に、この映画祭はコンペの対象作品を公募しています。次回、12回目のエントリー方法はまだ発表されていませんが、詳細はすべてウェブサイトに掲載されます。

「International Free Ride Film Festival」公式ウェブサイト:http://www.festival-freeride.com

日本のプロダクションにももちろん可能性はあります。次回、その後と日本のプロダクション作品がコンペ対象に選ばれたら・・・・・・もっと盛り上がりますね!

みんなの今シーズンがよいものになりますように。

photo/Pauline Vigneau
text/Michiko Nagashima